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めいぽ&詩ブログですヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ 願わくば少しでも楽しき一時を。
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「やっと落ち着いたな。この私に感謝しろよ。」
魔女の満足げな言葉に疲れきった声で涼が答えた。
「うん。お前のおかげでここまで疲れたんだよ。」
あの後は本当に大変だった。
勝手に俺の制服のシャツだけ着て寝ていたコイツに母さんの下着と服を着せて。
昨日の召喚でめちゃくちゃになった儀式の道具の後片付けをして。
床に乾いていた血の量を見てはじめて自分がやばいくらいに血を流していたことに気付いた。
コイツも手伝ってくれたつもりらしいが軽い殺人現場のようなものが大掛かりな虐殺現場ぐらいになったので泣きそうになりながら部屋から追い出した。
それでついさっき終わり、朝早く起きたのにもうお昼になりそうだった。

「それで、だ。俺の手が治っているのはお前がやったのか?」
魔女はそれにさも当たり前のように答える。ちなみに今は白のシャツにジーパンというちゃんとした格好になっている。
「ふふ。何を言い出すかと思えば。昨日キスしただろう?」
「あ。あぁ。確かに・・・。」
戸惑う涼に魔女は少し、頬を赤らめて言った。
「愛の・・・・・力だ。」
「・・・・・・。」
思いもしない言葉に、何も言うことの出来ない涼に
「・・・・・・ちなみに私は初めてのキスだ。」
「・・・・・・俺もだよ。」
「という嘘はおいといて・・・・・・・あ。初めては本当だぞ?」
涼はもはやこの魔女に何かを言う気すら起きなかった。
「キスに私の生命力と魔力を付与していた。ちなみに今のお前の魔力、生命力は並みの人間の域じゃないぞ?」
「・・・・。」
まさか自分の肉体がそんなになっているとは思えなかったが、完全に致命傷を治している右手をちらと見て事実を受け入れるしかなかった。
「なぁ。どれぐらいの傷までなら治る?」
素朴な疑問。
「そうだな・・・・・。即死レベルじゃないなら再生するぞ。魔力はどうか分からないが。まぁある程度したら付与した分は底が尽きるぞ?」
「・・・・・・・そう、か。」
「また足りなくなったら「いやいい。」
涼は反射的に否定しつつしばらく、日常生活に悩まされそうだった。
魔女は少し寂しそうだった。

③へ続く

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